Lisa Gray Exhibition, "The Iconagones"
リサ グレイ展「The Iconagones」

2012年7月12日(木)〜24日(火) 12:00〜18:00(水・金休廊)


不気味な死の訪れに抗い、挑んでいる全く穢れのない無垢の少女をテーマにしています。現実の世界からその要素を拾い上げひとつのイメージを創り上げています。実際には、テーマとは相矛盾する事実や感情を盛り込み、より深い共感を得ようとしました。

私が使用する色は純度が高く、極端に人工的なものです。しかし、これは、現実の生活に存在する「少女の世界」をテーマにした表現につながるのです。まず、実物そっくりだが、うわべだけの官能的な面が神話を想起させます。その点で、ここに描かれているイメージに衝撃をうけるのです。つぎに、より詳しくみると、その現実の厳しさを否応なしに認識せざるを得ないのです。

このような悲劇的な人生に立ち向かった人たちには、ハリウッドスターのマリリン・モンロー、ファーストレディーのジャクリン・ケネディー、女性飛行士のアメリア・エアハートあるいは、メキシコの女性画家フリーダ・カーロがいます。私の求めているものは、相反する気持ちが同時に存在するときに、ためらわず果敢に立ち向かい、脅迫的な恐ろしい気持ちに打ち勝つことです。そしてその時、経験するであろう敗北感でずたずたになった気持ちを克服することなのです。

*タイトルThe Iconagonesとは私の造語で、iconic(像)とgone(死んでしまう)を組み合わせた言葉です。ポップカルチャー(大衆文化)で、かつて大きな存在で人々に崇拝され賛美されたが、若くして不慮の事故で亡くなったり不治の病で亡くなった者、私にとって特に女性をさします。

リサ グレイ



案内に記載の作品
タイトル:Blue Frida(メキシコの女流画家、フリーダ カーロ)
サイズ:20インチ×24インチ
メディア:デジタル コラージュ(digital collage)



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