Minori Yata Exhibition
やた みのり展「砂漠の風景―残照」

5月17日(土)〜5月29日(木) 12:00〜18:00(水・金休廊)
アーティストトーク:5月24日(土)午後4時〜5時

やたみのりさんはカリフォルニア大学サンディエゴ校の大学院在学中、教授であり、ニューヨークのアーティストであるFaith Ringgoldと知り合い、ローアートと見なされていたキルトがファインアートの表現手段として使われていることを知り、キルトの制作を始めました。
絵画、彫刻、インスタレーション、パーフォーマンス、音楽、詩と幅広いメディアで作品を発表してきた みのりさんですが、今回は現代アートとしてのキルトを発表します。


様々な人々の喜怒哀楽を
縫っているような 想い

布のもつ歴史
布のもつ役割
布のもつ価値
布のもつ美しさ 暖かさ テクスチャー

様々な想いが 私を 切なくしました

生きているから キルトを縫えるんだ 
生きているから 味わえる 様々な経験 

ありがとう

様々な端切れの布を使って手縫いで繋いで行くと言う事は、様々な人々の人生の歩みと生活を、切り貼りするのと同じ様に感じる。其れと共に生活の歴史につながる機械の発明や製作、材料、其れに携わる人々の生活、その歴史 そしてそれによって現代の私達の生活の基盤となって支えられている事を、一針 一針縫う毎に感じられる。布一つを作る事でも数えきれない人々が携わっている事が解る。
針 糸 ハサミ 指ぬき、等等 各々の材料が如何にして私達の現実に入って来るかを辿って行けば、地球の歴史 自然の摂理と限りない繋がりが針のメの一つ一つにつながって来る事に気がつく。私達は地球と言う此の現実の世界で全てにつながっていて、地球上の全てのものは、必要な物だからあるのだと言う所に行き着く。
ウラニュームであれ、小さな虫でも草でも木でも動物でも、、、人間も良い悪いでは判断の出来ない世界が地球であり宇宙である様に思われて来る。全ての人々も此の地球を支えて行くのに必要なのだと言えるのではないだろうか、、、一つでも傷つき破壊されれば地球の宇宙のバランスが崩れて、私達人間のバランスが崩れると共に他のスピーシィーも同じ様にバランスが崩れていくのではないかと、、、思われて来るのは 私だけの想いでしょうか、、?、、、
(やたみのり)


案内に掲載の作品
「砂漠の風景―残照」(部分) 2014年 パッチワークキルト 212cm×177cm

http://www.art-gallery-zone.com/zone/artist/minori.htm


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