Aaron Moskowitz Exhibition,"Glimpses of Order"

アーロン モスコウィッツ展「かいまみえる秩序」


2010年7月25日(日)-8月8日(日)12:00-18:00(水・金休廊)
July 25, 2010-August 11, 2010 (Wed.& Fri. closed)

アーティストトーク:7月31日(土) 17:00〜18:00




このコラージュ作品のシリーズは、秩序だて、体系化することによって、都市や生活のダイナミズムが反映されている。それぞれのブロックの色は無作為に選んだ。それを水平に、あるいは垂直に並べることによって、喧騒と活気で沸き立っている都会の雑然とした状態に秩序を与え、体系付けた。使われている色彩は、雑誌の写真や、広告の色を使用している。しかし、その形態は幾何学的な抽象に置き換えてある。


それぞれの作品にムーブメントを感じ取れるはずである。それは色ブロックをシステマティックにレイアウトしたり、オーバーラップさせたりすることによって生じているのである。これにより、作品に大きな躍動感を与えることが出来た。それは、インターネットの世界や高度情報化社会を暗示している。我々が、考えたり、解釈したりする方法は、断片化され、世界はより大きなスピードで動いている。
私の作品はこの様な社会のダイナミズムを表現している。

アーロン モスコウィッツ


Minori Yata Exhibition,"ONE AFTERNOON"
やた みのり展「或る日の午後」

2010年7月8日(木)〜7月20日(火) 12:00〜18:00(水・金 休廊)
July 8, 2010 - July 20, 2010, 12:00-18:00 (Wed & Fri closed)

アーティストトーク:7月17日(土)17:00〜18:00


窓からななめに差し込んでくる午後の太陽の煌めきが
私の心の中のたくさんの記憶の世界を浮き彫りにする
その ひとつ ひとつの 出来事が折り重なって
きらきらと午後の太陽の 輝きの中に舞い上がり
色となり 形となり 言葉となり
様々な形象を生み出していく
そこには 
夢があり 哀しみがあり 苦しみがあり 失望があり 笑いがあり
パッシヨンがあり 
愛があり
生きて来て 良かった と 思う心がある
こんなわたしの想いが
さまざまなディメンションを持って形作られました

やた みのり


作品は、ミクストメディア(コラージュ、ドローイング、ペインティング)
 木のボードに、紙、布、ラベル、タグなどを貼り付け、アクリル絵具、ペン、オイルパステル、水彩などで描かれています。
 


Masao Kihara Exhibition,"Images"
木原真男展「Images」

2010年6月13日(日)〜26日(土)12:00〜18:00(水・金休廊)
アーティストトーク6月19日(土)17:00〜18:00

これまで私は絵画への不信というよりはイメージを追いかける事への不信にとらわれていた。私が採用した方法は画面の表面にイメージを見いだす代わりに文字を置くことだった。文字はそれを読み取る人間の心に直ちにイメージを現出させるからだ。
しかし今回はその方法を採ることができなかった。経験中の経験とでもいうべき激しい現実に揺さぶられたときに人間は言葉以前の言葉たとえば叫びのようなものでしか反応できないことがある。現実をやり過ごすために自分の内にわき出るイメージを形にする以外に方法はなかった。これまで自分の中に封印していたドロドロしたものが直接流れ出てきたような気がする。観客に不快感を与えるかもしれない。だがこれも私の内から出てきたものであることに違いはない。皆様の容赦のない批判を期待したい。

木原真男


10年前になるのだろうか。木原の作品に初めて接したのは。たしか、伊丹ホールで谷口新・木原真男展を拝見したときだ。垂れ幕に言葉が記されていたのを記憶している。その折なぜ「言葉(文字)」を使用しているのかを聞きそびれたが、私の知る限りにおいて、木原はそれ以前からいままで、イメージを忌み嫌うかのように文字を使用した作品を発表し続けていた。グリーンバーギアンなのか、表現(絵画)の純化によるイルージョンの否定を求めていたようにみえた。
しかし、今回Zoneで発表する作品には、「イメージ」が出現すると言う。木原のアーティストとしての自己表現の振り子が大きく振り切って、表現媒体としてイメージの世界へと立ち戻ってきたのである。
かつての能記と所記の関係から紡ぎだされる世界は日本語を理解しない人達は観客となり得なかった。しかしこのたび、イメージの世界へ立ち戻ることによって、大きく観客の層が変化することになるだろう。どのような変貌を遂げるのか楽しみである。

コンテンポラリーアートギャラリーZone 代表 中谷 徹


Ayame Hashimoto Exhibition,"World 30×30"
橋本あやめ展「World 30×30」

2010年5月15日(土)〜25日(火)12:00〜18:00(水・金休廊)
アーティストトーク5月22日(土)午後5時〜6時



それは空想と現実の波打ち際に
太陽の光を集めて
幻のように出現した10の世界(テン・ワールド)


コンピューターの進化は仮想と現実との距離をますます縮めていきます。
3D映像が家庭と言う生活空間に入りつつある現在、夢や空想の世界は、バーチャルリアリティの名の元に、ますます現実感あふれる世界に生まれ変わっていきます。

そんな時代にあって、私は全く逆の方向での制作を目指しています。
決してリアリティを求める事なく、記号化された風景として表現する事で、自身の夢や空想を具現化してきました。

それらは、現実と正面から向かい合うことによって生まれた作品ではなく、並外れた空想力や修練によって練り上げられた結果でもありません。私の作品は意識的に現実から目をそらし、空想と現実のせめぎあう波打ち際で、ふと出現した幻のように、あやふやなバランスの上になりたつ白日夢の様な作品といえます。
思えば、私たちはかって、人生のある時代に確かにそんな波打ち際で遊んでいた経験があります。
そんな懐かしい記憶がよみがえれば、よいと思います。

素材は板切れや針金、チラシの切り抜きといった、身の回りのごくありふれた物を使用します。
日常において、ちょっと目線を変えるだけで、些細な事が小さな感動に生まれ変わります。

パートナーの橋本修一と続けている「地球に落ちているプロジェクト」からスタートしたこれらの考え方は私の制作活動の基本スタンスだと考えます。



作品鑑賞マニュアル

今回の作品は、30×30cmで切り取られた、独立した10の世界です。
空の中に逆さまに存在する羽根のある塔は、空と地上の世界をつなぐ架け橋です。
空という空間から世界を見おろし、それぞれの世界に入っていく為の10のエピソードを用意しました。しかし、それはあくまでプロローグにすぎません。そこには現実世界を表現したジオラマのような一定のスケールはありません。観客は自分の身長のスケールを自由に設定しその世界に入っていきます。また、そこには押し付けられたストーリーは存在せず、それぞれの世界での物語は観客が自由に思い描けばよいでしょう。
作品を見る順序、角度、立ち位置は観客にゆだねられ、旅人や観光客、あるいは出演者になり、独自の物語を思い描きながら順番のない絵本を開くように、鑑賞していただくのが正解だと考えます。

橋本あやめ


Mary Maughelli Exhibition,"Women and Girls"
メアリーマゲーリ展「女性と少女」

2010年4月10日(土)〜4月22日(木) 12:00〜18:00(水・金 休廊)
April 10, 2010〜April 22, 2010 12:00〜18:00 (Wed.& Fri. closed)



今回の作品、「女性と少女」と「アート ジャーナル #s1-11 からのページ」は、同じコンセプトに基づいているが、表面的には違って見える。後者はあまりにもテキストが多くあり、その上、より小さなイメージが重ね合わせられているため、前者(「女性と少女」)よりはるかに余白が多くなった。しかし、両シリーズとも紙が支持体であり、作品の中で扱っているのは、女性のイメージや女性自身を象徴するものだ。それらは、思い出であったり、運動をしている人物の動作であったりする。そして歴史に登場する女性、特にアルテミジア・ジェンティレスキ(Artimesia Gentileschi 1593〜1656、初期イタリアバロック女性アーティスト)の作品の中で描かれた女性を参照し、それらのイメージを織り交ぜて表現している。

メアリーマゲーリ


"Women and Girls" and "Pages from the Art Journal #s 1 - 11" deal with the same ideas although rather different in look because "Pages from the Art Journal" has so much text and are much whiter with the superimposed images being smaller. These are all works on paper and deal with images of women as well as symbols which are interwoven with memories, action or exercising figures and historical reference to women as depicted in art of the past especially Artimesia Gentileschi.

Mary Maughelli



1970年、フェミニスト パーフォーマンスがカリフォルニア州の中部に位置するフレスノ州立大学の美術学部に端を発したことはあまり知られていない。そこで、教鞭をとっていたジュディ シカゴ(Judy Chicago)がフェミニスト アート プログラム(Feminist Art Program)を立ち上げ、多くのフェミニスト アーティストを育てた。1年後、シカゴは生徒と共に活動の拠点をLAに移した。
そのムーブメントの真っ只中に、フレスノ州立大学の教授の一人として、メアリー マゲーリはいた。パーフォーマンスこそ行わなかったが、マゲーリを始め、ジョイス エイケンなどの教授たちはシカゴから多大な影響を受けた。その後、メアリーはLAにあるウーマンスペース(Womanspace)のオープニングにシカゴの招待を受けている。メアリーはフェミニストムーブメントに端から関わったアーティストである。

コンテンポラリーアートギャラリーZone 代表 中谷 徹


Group Exhibition,"PRISM"
グループ展「PRISM(プリズム)」

2010年3月20日(土)〜3月30日(火)
12:00〜18:00(水・金 休廊)

参加作家/伊佐地恵子、伊佐地麻夢、入江陽子、
小泉光子、John Dillemuth、はら けんのすけ、春成こみち


グループ展PRISMのご案内

 数年前、車を駆ってI5(フリーウエイ)をサンディエゴからLAに向かっていたとき、ストームに襲われた。あたりは真っ暗になり、前方の道路の上にまで暗雲が垂れ込めていた。横殴りの烈しい雨に見まわれながら、数分、いや十数分、暗闇の中を運転しただろうか。突然、目の前の視界が開けた。その瞬間、雨が上がり、思いがけない光景が目に入った。雲間から数条の光が差しこみ、煌々と輝く空間に巨大な虹が太平洋からI5を跨ぎ、キャンプペンデルトンにかけて弧を描いていた。

 そのときの虹の印象が強烈に脳裏に焼きついている。グループ展PRISMは7名のアーティストがZoneという「プリズム」を通してそれぞれの個性をより鮮明に打ち出す、虹色に輝く展覧会をイメージした。Zoneにかかる虹を是非体験していただきたい。
                             
コンテンポラリーアートギャラリーZone 代表 中谷 徹


*誠に勝手ながら、2月4日(木)〜3月5日(金)の間、マネージャー海外出張のため電話がつながりません。ご用の際はGALLERYのページのCONTACTより、メールにてご連絡いただきますよう、お願い申し上げます。


Zone-Review in 2009
Zone-Review in 2009

2009年12月17日(木)〜12月26日(土)
12:00〜18:00(水・金 休廊)

参加作家/
橋本修一、篠原克治、中谷徹、浅山美由紀、池田慎、
やたみのり、笹埜能史、James Curtis、橋本あやめ


コンテンポラリーアートギャラリーZoneは、昨年12月に箕面市桜井市場内にオープンし、まもなく1周年を迎えます。
これも皆様のご支援とご理解の賜物と感謝しております。

そこでZoneでは、この1年をふり返る“Zone-Review in 2009”を開催いたします。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

コンテンポラリーアートギャラリーZone 
代表 中谷 徹、梶山雅代


橋本亭まるごと美術館
橋本亭・・・その建物が丸ごとアート会場に。

2009年10月26日(月)〜11月8日(日) 11:00〜18:00/休館日10月27日(火)

箕面瀧道 橋本亭(阪急箕面駅より徒歩5分)
入場無料(お気軽にお越しください)

参加作家/浅山美由紀、池田慎、笹埜能史、橋本あやめ、橋本修一、やたみのり

企画/コンテンポラリー アート ギャラリー Zone

<2009年 みのお・瀧道 秋まつり 企画>
主催:箕面観光文化懇話会/箕面わいわい株式会社
後援:大阪府池田土木事務/箕面市/箕面市観光協会/箕面文化・交流センター/箕面都市開発株式会社


ご案内

橋本亭は、箕面国定公園の瀧道にある明治43年に建てられた旅館です。一の橋の袂にあり、紅葉と川のせせらぎが美しく箕面の特色を満喫できる場所に位置しています。現在は、地の利を生かし箕面のまちづくりのシンボルとして、カフェや雑貨店、貸室などの複合施設として色々な催物が行われています。

この秋、コンテンポラリーアートギャラリーZoneが「箕面・瀧道 秋まつり」の期間、橋本亭を丸ごと美術館に変身させました。関西で活躍されている現代アーティスト5名と米国在住の日系の現代アーティスト1名を招待し、それぞれの個性ある作品を展示しています。明治の木造建築と最先端の現代アートの組み合わせは一見の価値があります。

コンテンポラリー アート ギャラリー Zone 代表 中谷 徹

*このチラシは拡大してご覧いただけます。


James Curtis Exhibition,"Sierra Bundle Series"
ジェームス カーチス展「シエラ『縛』シリーズ」

2009年9月19日(土)〜10月4日(日) 12:00〜18:00(水・金休廊)
September19, 2009〜October4, 2009 12:00〜18:00 (Wed.& Fri. closed)


写真による「心象風景」のシリーズである。
カリフォルニアにあるシエラネバダ山脈は弧状列島が北米大陸にぶつかりサンウォーキンバレーから隆起したものである。二つの塊が衝突するときにパソリス花崗岩(マグマの塊が地上に露出したもの)を形成している。それが年月と共に岩の表面は風雨によって侵食されたり氷河によって削り取られたりしてさまざまな形態を生み出した。
私は大きな岩塊には興味はなく30センチ四方の中で展開する岩肌の風景に惹かれた。見る者によってその表情はさまざまなものを想像させる。そこに私はカメラを向けた。ようこそゲシュタルトの世界へ。

ジェームス カーチス


In California the Sierra Nevada mountain range rises up from the great valley of the San Joaquin, a product of an island arc - the size of Japan - colliding with the North American continent. The island arc subsided under the continent causing friction, creating batholitic granite when the two masses collided. Through the eons batholithic rock was forced to the surface as erosion and glaciers carved the soils. Eventually, granite fractured into forms such as those in this series of photographs. The tendency of the human mind to make sense of form invites definition. Each photograph represents a bundle of information to be defined by the viewer, welcoming a gestalt experience.

James Curtis



ジムはよくオレゴンの山々を歩く。ネイティブアメリカンのロックペインティングなどを見て歩いていたのを聞いたことがある。今回は、シエラネバダ山脈で遭遇した岩塊にカメラを向けた。彼の細部にこだわる性格は30センチ四方の範囲の岩肌をくまなく写し出す。風雨に侵食されたり、何万年も前に氷河によって削り取らたりして形成された岩肌の風景に執拗に迫る。そこに、亀裂や侵食により作り出された点や線からなる個別の形体から、より大きな全体的な枠組みによって創出される形体を見出している。それが「縛」である。     
あなたはこの「岩肌」に何を見るのだろうか。彼の言葉、“Each photograph represents a bundle of information to be defined by the viewer, welcoming a gestalt experience.”(「それぞれの写真の表情には、見る者によってさまざまに想像させるものがある。ようこそ、ゲシュタルトの世界へ」) を体験していただきたい。

コンテンポラリー アート ギャラリー Zone 代表 中谷 徹


Yoshifumi Sasano Exhibition,"VAULTING HORSE 2-Funny but Empty"
笹埜 能史展「VAULTING HORSE 2(跳び箱 2)―Funny but Empty」

2009年8月17日(月)〜30日(日)12:00〜18:00(水・金休廊)


 関西で言うところの「あほらしい」は非現実、ナンセンス、批評精神いろんな意味を含みながら物やことのずらし加減を言い得る心地よい言葉のひとつです。
 今回、作品を前に立ち上がる懐かしさや面白さ、また一方の虚しさや寂しさという負の感情、そんな複雑さを「funny but empty」と表しました。
 「おかしみ」の作品に対し「あほらしい」と評されれば本望と思っています。

笹埜能史







 今回、笹埜は市場の空間に跳び箱を出現させた。「跳び箱」は学校以外では見られないものである。しかもこの跳び箱は学生時代によく見慣れた跳び箱ではなく、横っ腹が円形に刳り抜かれている。その中にコージーな空間が設えてあるのが見える。サイズも1.5倍も大きく造られている。跳ぶことを拒絶しているとしか思えない。ところが、ギャラリーに据えられたモニターではクレーンで吊り下げられ、あらかも跳び箱が飛んでいるかのような映像が流れている。時には中に人が入り操縦しているかのようにも見える。
 「跳び箱が飛ぶ!」、全くばかげた発想である。UFOが飛んでいるのを目撃するよりも非日常の出来事である。笹埜は「あほらしい」と評されれば本望と言う。真摯にナンセンスユーモアを追求する「おかしみ」が笹埜にはある。

コンテンポラリー アート ギャラリー Zone 代表 中谷 徹


Minori Yata Exhibition,"Dream in the Prairie"
やた みのり展「荒野の夢」

2009年7月30日(木)〜8月11日(火) 12:00〜18:00(水・金休廊)
July30, 2009〜August11, 2009 12:00〜18:00 (Wed.& Fri. closed)



アーティストブックは、私の人生のジャーナルと詩です、毎日生み出される思考と生活がコラージュとドローイングによって、記録されています。様々なフォーメーションを持った詩の本になったらと思いつつ制作しました。今はニューメキシコの荒野の真ん中に一人住み、夜空に輝く星を見ながら思う故郷、日本は、竜宮城に近いものがあります。

やた みのり




Artist Statement

My art works are based on my every day life.For two dimensional works, I use collage and drawing and painting to create personal statement as a journal. For the collage I use labels of everyday consumers products such as tags , tea bags, stamps ,tickets from transportations..... etc... and some words from advertising of products . Sometimes I use forms of poetry and essays to blend in to collage for expressing my thoughts. My works are sometimes very personal which is reflecting of the day's experiences.

Minori Yata




Minoriに初めてお会いしたのは20数年前にさかのぼる。私がカリフォルニア大学サンディエゴ校の大学院に入学したとき、すでにイタロー スカンガ教授の下でティーチングアシスタントとして働いておられた。当時からユニークな言動で、教授や私たち学生を煙に巻いていた。また世話好きでもあった。私も面倒を見て頂いた一人である。そんな彼女の下には才能ある生徒がたくさん集まった。卒業後、シアトルへ引越し、しばらくしてサンフランシスコに住むことになった。そこで、パーフォーマンスアートをプロデュースしたり、自らパーフォーマンスをしたりして作品を発表してきた。
Minoriはメディアが何であれ、一貫して言葉にこだわっている。自らの生活に密接に結びついた卑近な事象を言葉とイメージを援用し見事にハイアートにまで高める。何にもとらわれず自由奔放に昇華する。生来の詩人である。
Minoriは、これまで彫刻、インスタレーション、パーフォーマンス、音楽、詩と幅広く作品を発表してきた。今回の作品はアーティストブック(コラージュ)である。Minori自身ジャーナルと呼ぶこの作品は文字通り日記である。端的にいえば小学生のころ描いた絵日記である。今現在、ニューメキシコの砂漠に一人住む彼女の生活と心境が絵と文字で綴られている。
Minoriには、いつも驚かされるが今回の来日でまた、驚かされるのを楽しみにしている。

コンテンポラリー アート ギャラリー Zone 代表 中谷 徹






Shin Ikeda Exhibition
池田 慎展「屋根つき商店街」(原案 ゴーあや)

2009年5月17日(日)〜5月31日(日) 12:00〜18:00(水・金休廊)

東京在住の方が、「大阪は小さな商店街にもアーケードがついていて驚いた。」と言う。それが普通だと思っていた僕は、それに驚くことに驚いた。
普通のことが特別だったり、特別な事が普通だったりする。それは元々、特別なことなのかもしれない。
屋根は大切なモノを守っている。

池田 慎



池田 慎展ご案内

初めて池田の作品に接した時アイディアの奔放さ、斬新さに目を見張った。ごくごく日常の生活の中で人が見過ごしている些細なことを、子供のような遊び心でアートの文脈に取り入れる能力に長けていると思えた。
今回のテーマ、「屋根つき商店街」にして、そうである。 池田の言葉。「東京在住の方が『大阪は小さな商店街にもアーケードがついていて驚いた。』と言う。それが普通だと思っていた僕は、それに驚くことに驚いた。」この東京人の大阪のアーケードの屋根への「驚嘆」から作品が出来たのである。   
価値基準の違いによって普通のことが普通でなくなり特別なことが普通になる。池田の思考は目ざとくそのギャップを捉え、普通に、あたりまえに、日常存在するものを再構成し、人に新たな可能性を目覚めさせるのである。
作家をカテゴライズするのは本意ではないが、池田の作品は美術批評家の松井みどり氏の唱える「マイクロポップ」の理論を髣髴とさせる。大阪の泥臭さを纏っ
た新しいスタイルのアーティストであることには間違いない。

コンテンポラリー アート ギャラリー Zone 代表 中谷 徹


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