Mitsuko Koizumi Solo Exhibition, “Skeleton”
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小泉光子展「形骸」 4月17日(土)〜5月5日(水)、12:00-18:00、木曜•金曜休み コンテンポラリーアートギャラリーZone
夢をみました。 展覧会のタイトルは「形骸」だと夢の中で知らされました。 思えば、私は、最初から確固たるものを造ってはきませんでした。 何かがなくなり形骸が残るのではなく、形骸を、空虚を造りたかったのです。 (小泉光子)
香りによるコラボレーション:クリエイター 伊地知夏生による調香「形骸」
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「グループ展PRISM 2021(vol.12)」
2021年3月21日(日)〜4月4日(日)、木金休廊、12:00〜18:00 アーティストトーク:3月28日(日)午後4時〜6時 *参加される方はマスクの着用をお願いします。
「グループ展PRISM」では、虹のスペクトラムにちなみ7名の年代、経験、作風が異なるアーティストを紹介します。 Zoneがプリズムとなり7名のアーティストの個性を輝かせます。
今年12回目となる「グループ展PRISM」を是非ご高覧ください。
参加アーティスト 角谷功次、ZUVALANGA(ズワランガ)、田中佐弥、田中広幸、旗谷吉員、モリン児、吉田泰昌
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Leslie Nemour Solo Exhibition, “The Flip Side”
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コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、12月5日(土)より、レスリー・ニモア個展「この世界のB面から」を開催いたします。
レスリー・ニモア個展「この世界のB面から」 12月5日(土)〜9 日(水)/12月15日(火)〜27日(日)、木・金は休廊、12:00〜18:00
「この世界のB面から」と題された油彩画15点は、映画のシーンなどから相互に全く無関係のイメージをコラージュすることで、人々の生き方や社会通念、現実社会の背後に隠れた物語を描き出しています。 このシリーズは、新型コロナウイルスの世界的な大流行で外出を控えている期間に、構想を練り制作したものです。コロナ以前に語られてきた、社会正義や社会不安、地球環境保全などの論点を、現在の問題と重ね合わせて再検討しています。 「この世界のB面から」には、映画や絵画の構成や物語性への私の興味が反映されています。映画が制作された時代や作品傾向が、私が生きてきた時代の背景を知るバロメーターになっているからです。 このシリーズで使われている映画のシーンは、多岐にわたっていますが、そのすべては、まぎれもなく今起こっていることであり、私自身の個人的な問題でもあります。さらに、そのイメージに内在している問題が深刻にも拘らず、表面的には画面上で、陽気にはしゃいでいるように描き、フィクションとノンフィクションの狭間を曖昧にしているのです。 (レスリー・ニモア)
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Minoh no Mori Artwalk 2020
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箕面の森アートウォーク2020
箕面街道から大滝に至る滝道(箕面公園)沿いの建物や広場が会場となり、その土地の歴史や文化をテーマにしたサイトスペシフィックアートの展示、パフォーマンスを行います。
会期:2020年10月20日(火)〜11月3日(火・祝) 主催:箕面の森アートウォーク実行委員会 プロデュース:コンテンポラリーアートギャラリーZone 中谷徹、中谷雅代 後援:大阪府、箕面市、箕面市観光協会、公益財団法人 箕面市メイプル文化財団 協力:西江寺、 箕面公園管理事務所、KAJIKASOU、賃貸住宅サービス 助成:大乗弘照箕面芸術文化振興基金
テーマ:美神おわす霊山箕面に顕わる造形(かたち) ―美の再再発見― 箕面山は役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた名だたる霊場である。ここに神や仏が集い、共に鎮まる。 今年、森が緋色に染まるとき、今を生きる美の強者(つわもの)どもが弁財天や歓喜天に感応し、古今の美の息吹(いぶき)が響き合う。法力、験力、霊力、そして創造力の競演。 2020年の秋、霊山箕面に美のパワースポットが立ち現れる。
参加アーティスト: <作品展示> 西江寺・境内 / 志村陽子、中村えい子、西尾苑恵、橋本修一 西江寺・聖天閣 / 嶋田ケンジ、浜本隆司 梅屋敷 /「飄逸の系譜」田中広幸、長野久人、山口良臣 滝前ギャラリー / 岡本光博 KAJIKASOU / エトリケンジ <パフォーマンス> 瀧安寺前広場 / 酒井エル 11/1(日)11:00〜 <ヴォワイヤン・プロジェクト> 琴の家横(下流側) / 後見人:今井祝雄
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Misako Yurino Solo Exhibition
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百合野 美沙子 個展「境界線を薄くする」 9月20日(日)〜10月4日(日)、木金は休廊、12:00〜18:00(最終日は〜16:00)
<百合野美沙子ステートメント> 他者を想像することの必要性を感じています。 人と人とは本当によく違っているということ。そして、自らと違う人を、認め、理解し、共生するのは、意外にも困難になってきているのではないか?
人と同じものを見ても、実は私たち一人ひとりは、全く違う世界として見えたものを受け止めている。 こう見えるのが正解だ。こう見えなくてはいけない。こう見えないのはおかしい。そんな風に、境界線を人から引かれるのも、自分で引くのもやめにしよう。 境界線を薄くすることと、線の向こうを想像することが必要なのではないでしょうか。
*案内に掲載の作品 「海」 パネルに綿布・アクリル絵の具 143cm(横)107cm(縦)の楕円
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“DISCONNECT TO RECONNECT” EIICHI KAWABE × TOMOE IMAI
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“DISCONNECT TO RECONNECT” 2020年7月4日(土)〜15日(水)、12:00〜18:00、9日(木)・10日(金)は休廊
外の世界とはなれてしまった私たちは、自らの内面と向き合うことになった そして、そこには心地よい静けさと安らぎがあった
EIICHI KAWABE × TOMOE IMAI 2018年より共作で作品を発表。 神聖幾何学からえたインスピレーションを光と空間で表現します。 キャンドルの灯りで咲く“光の花” 是非ご覧ください。
*安全に配慮し、皆様のご来場お待ちしております。
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コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、6月6日(土)より、橋本修一のデジタル絵図「箕面ドリーム '20」を開催いたします。安全に配慮し、皆様のご来場お待ちしております。
橋本修一のデジタル絵図「箕面ドリーム '20」 6 月 6日(土)〜10日(水) 6 月20日(土)〜24日(水) 12:00〜18:00
コンテンポラリーアートギャラリーZoneが2009年からプロデュースしている箕面滝道でのアートイベントの実行委員に長年携わり、そのデザインワークや作品展示の為に多くの箕面風景を描いてきた。 浮世絵師の様に私の好きな箕面の風景を描きたいと思った。江戸時代の印刷手段が木版なら、現在はデジタルプリントだと考え、コンピューターグラフィクスで制作した。その事が少年期から慣れ親しんだ箕面の地や山々、そして役行者をはじめ、その地に眠る歴史や伝承とより深く関わり、日々の新たな楽しみを得る機会になった。 今回の展示では2017年の大江戸温泉物語 箕面温泉スパーガーデン施設内で展示した「箕面滝道百景」を中心に、この秋開催される「箕面の森アートウォーク2020」のコンセプトイメージの為に制作した新作「新攝津名所デジタル絵図〜 箕面」を展示する。江戸後期に描かれた「攝津名所圖會」の図を元に新たに描き起こした。 また、これまで描いた箕面絵図の主な作品をまとめた、作品集「MINOH DREAM」も完成し販売。 これまでも私の仕事や作品制作に、多くのアイデアやインスピレーションを与えてくれた箕面。疫病により人々の意識が変貌する今、「箕面の森アートウォーク2020」が新しいアートイベントのあり方を模索する始まりになる事を期待する。(橋本修一)
橋本修一 <グラフィックデザイナー 1951年生> 1970年グラフィックデザイナーとしてキャリアをスタート。1998年頃から写真、クラフト等と旅、散歩を融合させた創作活動を始める 最近はアートや能楽関 係のデザインを手がけ、クリエーターとアーティストの境界を行き来しながら制作活動を展開。箕面の森アートウォークの実行委員に携わり、デザイン制作をはじめ、自らの作品も箕面スパーガーデン、橋本亭に展示するなど活躍。最近の個展は「女神出現」トライアングルギャラリー(2019)、日本庭園ギャラリー/サンディエゴ (2017)、ギャラリーBegin/京都(2016)、等。
案内に掲載の画像:「新攝津名所デジタル絵図〜箕面」
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グループ展PRISM 2020 Group Show PRISM 2020 Curated by Toru Nakatani, Masayo Nakatani, and Vallo Riberto
2020年3月28日(土)〜4月12日(日)、木金休廊、12:00〜18:00 アーティストトーク:4月5日(日)午後4時〜6時 *パーティーは中止させていただきます。
参加アーティスト:荒木晋太郎、アンドレイ ヴェルホフツェフ、黒沢理菜、中村えい子、浜本隆司、松山 淳、グリセルダ ロサス
毎年恒例のグループ展プリズムは、今春も、わずか20平米のギャラリーの空間に、人種、年齢、性別、国籍、経験、表現方法などが異なる7名のアーティストを招待して、7色の大きな虹を架ける。 今回は、箕面の森アートウォークの開催年にも当たるので、箕面大滝の竜の伝説とプリズム(虹)についての話。瀧安寺に伝わる絵巻物 「箕面寺秘密縁起」 の中に、箕面大滝に竜が棲んでいたとある。竜はもともと紀元前5000年頃の中国で創られた想像上の動物であるが、日本では、紀元一世紀頃の弥生時代の遺跡から竜の図柄を持った壺が出土している。古代中国では、竜は、伝統的に、特に水、降雨、台風、洪水を制御する、縁起の良い力を象徴している。虹は、天かける竜と見なされており、竜と共に、水の神の象徴である。 「虹」の字は「工」の形が、天と地を結ぶ形なので、「天と地を結ぶへび」という意味もあるらしい。ちなみに、中国では、蛇は、「虫」の仲間と考えられていたために、「虹」に「虫」偏が付くのだそうだ。虹は天と地を結ぶ虫(蛇)で、竜神という事になる。 Zoneのスペースに架かる虹は、アーティストだけでなく、訪れる人たちにも夢や希望、幸運をもたらす。ギャラリー空間を飛翔する竜神をぜひご高覧頂きたい。今秋には天と地を結ぶもっと大きな虹が箕面山にかかり、竜神が天空を翔け巡る。 乞うご期待!
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「絡まり 合う」中村えい子、西尾苑恵、三又尚美 によるインスタレーション展
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「絡まり 合う」中村えい子、西尾苑恵、三又尚美 によるインスタレーション展
素材の異なる三人の作品が一つの空間で出会い、繋がり、絡まり合う。 静と動、光と影、繊細と大胆、それらが互いに映し合いながら、新しい生命体のように成長していく。 その様を、ぜひ目撃してほしい。
11月24日(日)〜12月15日(日)、木金休み、12:00〜18:00 パーティー&トーク(カンパ制):12月1日(日)午後4時〜6時
■中村えい子 ・藤川学園(現・京都造形芸術大学の前々身)でテキスタイルを学ぶ ・1979年より本格的に織りを始める ・1985年 初個展 ・1994〜2000年 嶋屋画廊(京都)毎年個展開催 ・2010年より京都、名古屋、滋賀、岡山各地で個展開催 グループ展多数参加 ・その他 舞台美術、店舗ディスプレーなども担当
■西尾苑恵 ・能登島ガラス工房にて、ガラスを 学ぶ ・2019「宙(そら)生命の循環」3人展 コンテンポラリーアートギャラリーZone企画(大阪) ・2019「弁財天」展(グループ展) コンテンポラリーアートギャラリーZone企画(大阪)
■三又尚美 2015年、ダンボール造形での初個展。2016年東京初個展。 2018年のニューヨークでのグループ展では出展作品完売の成功をおさめた。 <個展> ・2018年 art lab Melt Meri「Spouting Lost−解け逝く噴流―」東京 ・2017年 コンテンポラリーアートギャラリーZone 「三又尚美展」大阪 ・2016年 Shonandai MY Gallery「三又尚美展」東京 ・2015年 Art Space アテナルミエール「楔−The past can touch me not−」愛媛 <グループ展> ・2019年 PIAS GALLERY「gallerism2019 in 中津」大阪 ・2018年 GALLERY Live-Art (performance)「虚蝕夜」愛媛 Art Space アテナルミエール「5-Cinq-group show」愛媛 ギャラリー白樺「カナリア展〜イ彩ロ葉ハ〜」鹿児島 St. Joseph’s College Gallery「Metamorphoses 2018」New York
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長野久人個展「道具としての自然」 10月19日(土)〜30日(水)、12:00〜18:00、木金は休廊 アーティストトーク&パーティー(カンパ制):10月26日(土)16:00〜 *パーティーでは豆腐彫刻を食べます!
五虫/倮のシリーズは、1995年から始まり現在に至っています。五虫は生物の事。倮は人間の事。排他的だと思っていた私は、生き物と人間に興味のある初老の倮虫なのだ。(長野久人)
<長野久人経歴> 1953年北海道生まれ 1986年京都市立芸術大学大学院修了 2005年北海道立函館美術館個展 2014年コンテンポラリーアートギャラリーZone 個展 2018年MU東心斎橋画廊個展(大阪) 2019年俳句×美術 伊賀上野2019(伊賀市) 2019 長野久人&アンドレイ・ヴェルホフツェ展 Lands End ( 姫路)
Hisato Nagano Solo Exhibition
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「弁財天」展 会期:9月14日(土)〜9月29日(日)、木金休み、12:00〜18:00(最終日16:00まで) オープニングパーティー(カンパ制):9月15日(日)午後4時〜 会場:トライアングルギャラリー/コンテンポラリーアートギャラリーZone 参加アーティスト:伊佐地恵子、角谷功次、河辺栄一×今井友恵、小泉光子、神野喜雄、小林陽介、笹埜能史。寺島みどり、仲摩洋一、中村えい子、西尾苑恵、野山あるき、橋本修一、橋本あやめ、魔可多宮ナツ、松山淳、三又尚美、行千草、百合野美沙子、Co.maruya <同時展示> アーカイブ「写真で見る箕面の森アートウォーク」 *瀧安寺復興への募金も行います。ご協力をお願いいたします。
<コンセプト> 箕面山 瀧安寺は、平成30年9月4日に通過した台風21号の被害で堂宇が大きく破損し、現在復旧に向けて全力をあげて取組んでおられます。瑞雲橋から鳳凰閣に至る典雅な風景も一変してしまいました。この10年間、箕面山で数々のアートイベントを開催してきたコンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、瀧安寺のご本尊が弁財天であることに因み、復興を祈願して、ここに「弁財天」展を企画しました。 Zoneは、2011年から隔年にアートイベント、「箕面の森アートウォーク」を開催してきましたので、少なからず瀧安寺にはご縁があります。これまで、阪急箕面駅から大瀧に至る滝道に沿って美術作品の展示、並びにワークショップ、パフォーマンスを行ってまいりました。今年はその開催年にあたりますが、昨年の台風被害により箕面山や寺院が甚大な被害を被ったので(詳細は瀧安寺の公式ホームページ「台風被害からの復旧へ向けて」をご覧ください)イベント開催を断念することにいたしました。 瀧安寺(箕面寺)が、ご本尊として弁財天を祀っておられるのは、658年役行者が大瀧のもとで苦行を重ね弁財天の助法を受けて悟りを開いたからだそうです。件の弁財天は、日本四弁財天の一つで、日本最初にして最古であると伝えられています。一般に弁財天は、七福神中の一柱で智慧と叡智と学問と、文芸、音楽、芸術を司る至高の女神として広く信仰されています。我々ギャラリストやアーティストにとっては、守護神のような存在でもあります。 過去4回の「箕面の森アートウォーク」では他に類を見ない素晴らしい作品を展示することができました。これは、取りも直さず芸術の神である弁財天のご加護のおかげではないかと考えます。報恩として迅速な災害復興を祈念し、「弁財天」展を開催いたします。
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中谷徹+橋本修一 コラボ展「宙(そら)・生命の循環」
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中谷徹+橋本修一 コラボ展「宙(そら)・生命の循環」―橋本修一マジック(CG)による中谷徹作品の変様― 8月24日(土)〜9月1日(日)、12;00〜18:00 *8/30(金)は休廊
今回図らずも、橋本修一氏とのコラボ展を開くことになった。10年ぶりの展覧会になる。その間、思うところがあって、作品を制作していないので、正直戸惑っている。おそらく今回出品する作品は、35年から20年ほど前の小品だ。それを今、出品するのは大変おこがましい気がする。それも、ほとんどの作品は「生命の循環」をテーマに、立体作品の素材として制作したものである。 橋本修一氏とのコラボでアップデートされ、新しく蘇った姿に出合えるのが楽しみになった。時代の流れに大きく順行し未来へタイムスリップした作品の立会人でいられることは、この展覧会を催すささやかな喜びになるだろう。橋本マジックで私の感性が覚醒し再び制作への意欲を掻き立ててくれることをひそかに願っている。(中谷徹)
作品がアーティストの束縛から解き放されたとき何を語るのだろうか?数十年前に制作された中谷徹の作品を目にしたとき、そんな誘惑にかられた。常に変化し続けるアーティストと制作された時代の中に止まっている作品。 作者と作品は移り行く時間の中でどのように対峙しているのだろうか?当事者同士しかわからない関係に興味はつきない。コンピューターグラフィックス、ライティング、マッピング、イルミネーション等、現在のアートは光と密接に関係していると思う。「宙・生命の循環」をテーマにした中谷徹の作品にCGで光を与えてみた。作者と作品の間に割って入った「おせっかい」な行為をお許し頂いた中谷徹氏に感謝。そして、一人歩きを始めた作品た ちの成長(?)した姿をご覧頂ければなによりです。(橋本修一)
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