箕面の森アートウォーク2023

展示会場とアーティスト　＜各展示作品とご鑑賞の為の情報＞

聖天宮西江寺	梅屋敷	箕面山瀧安寺	琴の家	箕面大滝滝前ギャラリー

　聖天宮西江寺　Saikouji Temple

　　境内

　1300年余り前のこと、役行者（えんのぎょうじゃ）が箕面大滝で修行していたところ、ある日、光の中から老翁に化身した大聖歓喜天（たいしょうかんぎてん）が現れ、箕面山を日本最初の歓喜天霊場としたと伝えられています。
　本堂には役行者作の大聖歓喜天が祀られ、現在も地元の氏神として「聖天さん」と呼ばれ信仰を集めています。また室町時代中期に作られたという大黒天も祀られています。

　　聖天閣 Shotenkaku

　西江寺境内にある聖天閣は、昭和34年、もともと本堂があった場所に客殿として建てられました。今は地域の催しや集まりに利用されています。

　　お問合せ　西江寺　／　中井かおり（西江寺deヨーガ講師）

　梅屋敷　Umeyashiki

　休憩所として利用されている梅屋敷は、明治の後期にはたくさんあった茶店の中で唯一現存している建物です。網代造り（あじろづくり）の天井に特徴があります。かつて周りが梅林であったことから「梅屋敷」と呼ばれるようになりました。

※梅屋敷は17:00前に閉まります。

　箕面山瀧安寺　Ryuanji Temple

　　境内（弁財天）

　日本最初にして最古の弁財天を祀っています。658年、箕面滝で修業していた役行者は、弁財天の導きを受けて悟り宗教家として大成しました。その報恩感謝として、自ら弁財天の像を作製し、滝の側に祭祀して箕面寺と称したのが始まりです。（後に瀧安寺と改称）以後、多くの修行者が入山し、山岳の道場として発展しました。行基、空海（弘法大師）、聖宝（理源大師）、圓珍（智証大師）、法然、日蓮、蓮如も入山しました。

　　鳳凰閣・客殿・本坊跡　＜要拝観料＞　

　平成30年9月4日に近畿圏を通過した台風21号により、国有形登録文化財である鳳凰閣、客殿、本坊が破損しました。令和元年3月に大修理が始まりましたが、本坊再建に至らず、令和3年4月に鳳凰閣・客殿の修繕を終えることとなりました。令和3年10月より、特別拝観の期間は再建した鳳凰閣と客殿を特別拝観できるようになました。
　秋の特別拝観に先駆け箕面の森アートウォーク2023の期間中、作品鑑賞の為、瀧安寺特別拝観エリアに入場頂けます。
※拝観料は本坊再建や周辺の整備に充てられます。

台風被害からの復旧と特別拝観の会場での展示です。＜拝観料が必要です。＞
■拝観時間　10 : 00～16 : 30
　　　　　（拝観受付は16 : 00まで）
■拝観料　一般500 円　小中高生 300円
・小学生未満無料
・団体、障害者割引はございません。

飄逸の系譜II　「夕まぐれ木立にまどふ滝の音」　田中広幸　TANAKA Hiroyuki　「向日葵」　長野久人　NAGANO Hisato×藤田俊　FUJITA Shun　「言葉の雲」　山口良臣　YAMAGUCHI Yoshiomi

　琴の家（屋外）Kotonoya

　琴の家は、明治の終わりから昭和にかけて高級料理旅館として営業をしていました。野口英世が母シカを伴って訪れたことでも有名です。
　琴の家の風情あるたたずまいは、今も渓谷を挟んだ対岸から眺めることができます。

注）施設、及び敷地内には入れません。
川を挟んで対岸からの鑑賞になります。

　箕面大滝　滝前ギャラリー　Minoh Otaki (Minoh waterfall)　The gallery in front of waterfall

　滝道の終着点、箕面大滝は日本の滝百選の一つに選定されている、落差33ｍの美しい滝です。役行者は658年25歳のときに箕面の滝の龍穴で龍樹菩薩の影現に遇い修験独特の灌頂の秘法を受けたとされています。

※17:00前に閉まります。
※滝前ギャラリーは荒天時には閉鎖される為ご覧頂けません。

Прекратите кровавый дождь!　岡本光博　OKAMOTO Mitsuhiro