「仲摩 洋一展 − r i c e fi e l d –」2018年11月24〜12月11日

水田、桜井市場、そしてZoneへ…
(水田を題材にギャラリーの壁面全体を覆い尽くす絵画空間を展開)

私はこれまで植物や花、水面や木漏れ日など自然の事象を絵画表現のテーマとして描いてきました。今回は水田を題材にギャラリーの壁面全体を覆い尽くす絵画空間を展開します。人間が穀物を栽培するために作った田にはたくさんの生物が生息しています。その歴史は古く、日本では弥生時代に始まったそうです。私が生まれ育った京都の実家の近くにも田圃があり、幼いころはカブトエビなどの小動物を捕まえて遊んだ記憶があります。
一方でギャラリーもまた人が生きるために必要な表現活動を発信するための人為的な装置です。昭和32年に創業したという昭和の面影を残す桜井市場の中にある風変わりな現代美術画廊「Zone」での個展も今回で3回目。今回の展示を通して新しい発見や気付きがあることを期待しています。
(仲摩洋一)

略歴
2002 年、京都市立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業
京都、大阪の現代美術画廊を中心に平面作品による発表を展開。
京展2014 入選、Young Creators Award 2015松谷武判審査員賞・坂上義太郎審査員賞
葛城発信アートFAIR2017 作家部門優秀賞
gallerism 2018 in 中津(コンテンポラリーアートギャラリー Zone)
第45 回現代美術- 茨木2018 展「ナリユクスガタ」特集作家


百合野美沙子 個展「奇行の理由」2018年9月8〜24日

YURINO, Misako Solo Exhibition, ”Reason for Eccentricity”

私は自分の心の中の光景を絵に描いています。その光景は、自分の中に溜め込み続けた記憶に影響を受けて現れます。幼少か、もっと以前、私が私ではない何かだった頃の記憶か。
最近は、仕事柄、12歳から15歳までの生徒と非常に多大な時間を共有します。子どもから大人になりゆく彼らの中には、純粋であるからなのか、不条理で非論理的な考えが確実に存在し、それを行動に起こしたり、知らずに言葉にしたりしています。大人から見たそれらは、一見でたらめに見えますが、それは確かに現実であり、より生に近い原始的な何かなのです。生徒たちから見聞きした行動や言葉を頼りに、自分の中に浮かび上がる光景を描きます。
(百合野美沙子)


魔可多宮ナツ個展 「生存カテゴリー」2018年6月30日〜7月17日

Maca Matsu Solo Exhibition “Survival Category”

「生存カテゴリー」
魔可が生きて行ける、生存出来るカテゴリーという意味です。
カテゴリーに縛られたくない、でも縛られている…
自分のカテゴリーの中でないと、生きて行けないし、生存出来ないのです。
生存カテゴリーの中の世界で、魔可は宇宙人であったり、幻であったり、妄想であったりして生きている。(魔可多宮ナツ)

魔可多宮ナツ(Maca Natsu)
2010 「涙が絡みあう時 宇宙と異型2人展」 Studio Piece Dance 大阪
2012・2013 「夏色の目眩展」 art labo Noct 東京
2012〜2018 「第2回〜第8回クロマニンゲン展」 鹿児島市立美術館
2017 「世界民族祭アートエキシビジョン」 紀美野町文化センター 和歌山
2018 「グループ展 PRISM 2018」 コンテンポラリーアートギャラリーZone 大阪
2018 「妄想ファクトリー」 Galeria Punto 兵庫


「グループ展 PRISM 2018 (vol. 9)」20018年3月31日〜4月15日

Group Exhibition, “PRISM 2018”
参加アーティスト:一色智登世、渋谷信之、中島順子、中屋敷智生、早崎雅巳、魔可多宮ナツ、ディーン ラモス

英語にrainbow chaser という言葉がある。一般的に理想を実現するために努力している人のことを指す。一言で「夢追い人」とも訳されている。アーティストもまたrainbow chaserではないだろうか。自ら理想の美術の在り方を求めて日々切磋琢磨している。グループ展PRISMでは、例年7人のアーティストを迎えている。「プリズム」であるZoneの空間でそれぞれのアーティストの在り方を分光し大きな虹を架けるのだ。虹の根元に理想の美術を見出すことを願って。


「中島一平 Live drawing ここからの交信」2017年11月19日〜12月3日

アーティスト ステートメント
なぜこの場所で絵を描きたくなったのだろう?この場所には失われていった様々な記憶があるからだろうか、あるいは私の作品が必要としている何かの要素がありそうだからだろうか、、、それを確かめたく、ライブ・ドローイングをさせていだだくことになった。アトリエでの作品とはまた異なる絵ができることだろう。絵画制作は、細心の注意を払いながらも大いなる未知数の中に置いておきたいと思っている。失敗してしまうかもわからない。でもその現場から何か新しい力がもらえれば嬉しい。

中島一平 (Nakajima Ippey)
1980年代から色彩的な抽象絵画の可能性を探求する制作活動を展開。第2回吉原治良賞展でグランプリを始め、日本国際美術展で兵庫県立美術館賞などを受賞。大阪、京都、神戸、東京などで個展を開催の他、韓国、フランス、アメリカなど海外でも作品を発表。


三又尚美展【Innocence regained〜虹を纏いたかった女の話】2017年6月25日〜7月8日

アーティストステートメント
無邪気な魂に触れた日から 虹があたしにうまれたんだ
あたしから溢れる虹が傷みを絡みとり この殻を壊してく
あたしには次の世界が見える
あたしは幻なんか追いかけない
コレはあたしの満杯の命の話

私のダンボール人形は、私の中に今ある感覚、常駐している感覚、瞬間に生じた感覚、過去のある時期に自分と共にあった感覚など、自分の身体の中にある感覚を立体として視覚化したものです。自分を内側からなぞった自分そのものと言えます。
彼女たちを客観視することは、その感覚を自分から切り離すような、又は克服するような体験であり、自分の内側の変化や成長へのきっかけになると感じています。


「グループ展PRISM 2017」2017年3月25日〜4月6日

Group Show PRISM 2017

参加アーティスト:今井友恵、アナ・オケイン、篠裕子、嶋田ケンジ、竹中大悟、レスリー・ニモア、藤飯千尋
 
 コンテンポラリーアートギャラリーZoneでは、例年、3月の末から4月の頭にかけて、年初の展覧会を開催する。それがグループ展PRISMだ。
 プリズムとは、言うまでもなくガラスで出来た三角柱のことだが、様々な波長の光を含んだ白色光を分光し多様なスペクトルに分ける働きがある。本展では、プリズムによって映し出される7色(便宜的に虹色)にちなんで7名のアーティストを招待する。 この展覧会は、プリズムとしてのZoneが、「白色光」でもあるホワイトキューブの空間にそれぞれのアーティストのスペクトルを映し出すのを目的としている。それが、本来の展覧会名の命名趣旨でもある。
 今年は、アートウォークの開催年にも当たるが、「白色光」といえば前回のアートウォークでのパーフォーマンス「白い光」が想起される。7世紀の中頃、役行者が白い光に導かれて箕面山を訪れたという伝承をもとに演出されたそうだ。またある話では、役行者は「五色の彩雲」を求めて箕面山を訪れたともいわれている。彩雲とは雲に含まれる水滴がプリズムの役割をして、日光が回折することによって生じたものだ。
 グループ展PRISM2017では、「白い光」を五色に分光、いや七色に分光し、「七色の彩雲」を発生させる。アートウォーク大吉兆の前触れとなることを願って。


「私、他者、世界、生 ―現実を超える現実―」2016年12月10日〜12月27日

"The Surreal and The Existential"

キュレーター:京谷裕彰
アーティスト:OKA 川崎瞳 松平莉奈 松元悠 百合野美沙子

展覧会コンセプト
http://zatsuzatsukyoyasai.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html


2016秋 桜井市場コレクション 桜井市場ファッションショー

展示:10月9日〜10月18日
ファッションショー:10月9日、10月16日 

キューレション:溝口亜紗
ダンスパフォーマンス:素我螺部

「桜井市場」は、築60年ほどの古寂びた木造の市場である。かつては多くのお客さんで賑わっていたそうだが、今は往時の面影はない。この市場の一角に、場違いのようにコンテンポラリーアートギャラリーZoneがある。
今回は、この市場の細長くウナギの寝床の様な通路をファッションショーでおなじみのランウエイに、ギャラリースペースを舞台に見立て、この全く異質の空間でのパフォーマンスを企画する。
アーティストの溝口亜紗氏をキューレーターに迎え、Zoneギャラリーとのコラボレーションでサイトスペシフィックなパフォーマンスを開催する。市場の店主や通行人を巻き込み、協働することでこれまでにない全く新しいパフォーマンスを企図している。
このパフォーマンスが桜井市場という「場」をいかに異化、非日常化できるか、ぜひご高覧いただきたい。
(中谷徹)


百合野美沙子展「日々うつつ」2016年8月20日〜9月3日

―心の底から日々浮かびあがる光景は、おどろおどろしく、不条理です。―

アーティスト・ステートメント
私は自分の心の中の光景を絵に描いています。その光景は日ごろの生活の中で、ふと浮かびあがってきます。雨の日の傘立てを見た時、寺院の門を見た時、お風呂の浴槽を見た時、ありとあらゆる時、目の前にあるものをきっかけにして、愉快な光景が私の頭の中に広がります。
展覧会のタイトルである「うつつ」は、“現実”という意味がありますが、“幻と現実の間”という意味もあります。私の絵画はまるで幻視のようですが、それらはすべて現実をきっかけにしています。「うつつ」にはそのような思いを込めました。一見ありえないようなことも描いていますが、目に見えるものだけが現実ではありません。私たちの心の奥底には、不謹慎なイメージや、おどろおどろしい光景、不条理が存在しています。絵を通して、誰の心の中にもある意識に焦点を当てていきます。


溝口亜紗個展「戯画 -18禁-」2016年7月9日〜7月21日

アーティスト・ステートメント
幼少期から「アートは人の心に直接問い掛けることができる」と思い、現在まで油彩画を中心に制作を続けてきた。選ぶ題材は、俯瞰した街並みや、人間の欲望などを滑稽に描いた作品が多い。負の感情を描いた絵が、鑑賞者から「面白い」となぜか、思惑とは違う点を指摘される。それは沢山のモチーフや、カオスな場面から色々な面を、それぞれの人が読み取るからと思う。今回は、「戯画」ということに着目して展示・制作をした。飲食するはずの食べ物に人がいたり、グロテスクなもので、目を背けたくなるようなことも、鑑賞した人が知らず眼にしている。それは、絵の中で起きている出来事であるが、実際の現実社会でも隠れているだけで潜んでいる。人間も作品と同じく複雑で、誰にも言えない思いを個々に抱えて現代社会を生活している。アートはその琴線に触れ心を開放する手助けをしてくれる。

作品それぞれに、思いがあるが、個々の作品と鑑賞者が対話し自由に考えてもらいたい。笑い、悲しみ、自由に考える時間になればと思う。


ジュリアン・ロジャーズ展「網膜への挑戦」2016年6月11日〜6月23日

ロジャーズは、昨年、ロサンジェルスACMEギャラリーでの個展において全作品を完売するなど、新進気鋭のアーティストとして注目を集めています。

アーティスト・ステートメント
私が制作する絵画は、自然やその有様を観察し描く伝統的な静物画と考えられます。凸凹した岩肌に様々な果物を配置した静物画、そのテクスチャーや構図、熟達した描写力等々どれをとっても、まさに典型的な静物画といえるでしょう。

しかし、全体に画面が静物画にしては、驚くほど薄暗く処理されているので、観客は描かれているものが何か判然としないのです。写実的に描かれた絵画であるがゆえにかえって、確かめようとする気持ちが働き、それを抑えられなくなるのです。観客は、絵に目を調節させなければならなくなります。しかし、われわれの目は、薄明かりの中では明暗だけを認識しますが、ここではその代わりに観客は新しい色域を獲得することになります。淡い青色や灰色の色域から、黄や赤や橙などの色が見えてくるのです。だが、それらは紛れもなくただの青色であり灰色なのです。

このように、私の絵画の特徴を考えると、抽象画ともとらえられますが、あくまでも静物画として全く新しい領域を求めています。


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