白い光2
佐久間 新 SAKUMA Shin
なほ  菊竹 智之  渡辺 弥生  三田 宏美
●開催日時/10月21日(土)1:00~16:30
●会場/聖天宮 西江寺集合12:45、聖天展望台13:00~13:30、
    
瀧安寺前広場14:00~14:30、大滝前16:00~16:30

 

 役行者が白い光に導かれて生駒山から箕面の滝へ来た逸話と、江戸時代に堂島の米相場が旗振り通信で全国に伝えられ箕面も中継地点になったことに着想を得る。
 前回の「白い光」では山から歩くグループと滝から光、音、旗などでシグナルを送るグループとが中間点で合流し、滝道で練り歩きダンスをし、最後は滝前で即興パフォーマンスを行った。
 今回も、からだを使って遠隔通信するパートと、これまでの実験で得られた成果を用いて滝前でパフォーマンスを行うパートに分けた構成を予定。

 


Photo: Kazuo Yamashita


 
プレイベント
ワークショップ「踊り出すからだ作り」

● 敬老 の日 9/18. 12 :00 ~(約2時間)
聖天展望台 ※雨天時 西江寺 聖天閣
● 体育 の日 10/9. 10 :00 ~(約2時間)
瀧安寺前広場 小雨決行 (カンパ制)

ああ風が気持ちいなと、ゆっくり空気を吸込む。 雨に濡れた木肌に指を伸ばす。洗い立ての シャツの袖に腕を通す。喜ぶからだにませてみれば踊りはじまっている。あたり前の動きをしみじやってみるところから 。


「白い光」パンフレット
 箕面の森アートウオーク2015年での壮大なパフォーマンス、「白い光」の準備から当日のパフォーマンスまでをイラストマップと写真、参加者のメモで記した、貴重な記録集(B3サイズ巻き3つ折り)を制作。今回のパフォーマンスをより楽しむ為に。

●監修・著作/ 佐久間新 ●写真・表紙構成写真/ 中島幸子
●デザイン・編集・地図/ 橋本修一
●発行/ 箕面の森アートウオーク実行委員会
   



1968年大阪生まれ。二十歳の頃、流れる水のように舞うジャワの舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、自分のご先祖さまに会ったと確信する。その後、インドネシア芸術大学への留学を経て、現在は山里に暮らしながら、伝統舞踊におけるからだのありようを探求する中から、「コラボ、即興、コミュニケーション」に関わるプロジェクトを推進中。
からだに問いかけることから生まれる言葉で話す「からだトーク」(大阪大学)、障がいのある人と新しいダンスを創作する奈良のたんぽぽの家での「ひるのダンス」、オーストラリアの障がい者アートグループCROSSROAD ARTSとの共同制作、ジャワ舞踊の根源を探索するダンスワーク「モクレン」等。共著に「ソーシャルアート 障害のある人とアートで社会を変える」(学芸出版社)。北海道教育大学、大阪大学、追手門学院大学非常勤講師。

主な公演と振付作品
「桃太郎 ガムランシアター」(2001~2005年)
   作曲:野村誠 振付:佐久間新 ザ・フェニックスホール等
「さあトーマス」(2005~2006年)
  音楽監督:野村誠 舞踊監督:佐久間新 築港赤レンガ倉庫、大阪
「ケ・ザ・フォ」(2007年)作曲:鈴木昭男 振付:佐久間新 
  ザ・フェニックスホール、大阪
「愛の賛歌」(2007年)作曲:三輪眞弘 振付:佐久間新 
  ザ・フェニックスホール、大阪
「For Gender」(2008年)作曲:David Kotlowy 
  振付:佐久間新 スペース天、大阪
「Sanzui」(2009年)作曲:佐久間新 
  振付;佐久間新 大阪市立中央公会堂、大阪 
「うまれる」(2011年)音楽監督:Jerry Gordon 
  舞踊監督;佐久間新 芦屋市美術博物館、兵庫
「こども熱帯音楽祭」(2012年)
  音楽監督:佐久間新、野村誠、小島剛、大友良英 大阪市立大学田中記念館 大阪
「白い光」(2015年)ディレクター:佐久間新 箕面の森アートウォーク 大阪
「ジャワで交流したんじゃわ」 (2017年) 出演



 
「うまれる」 2011年(撮影:les conte)


民衆劇かまがさき 2012年 西成こどもの里
(撮影:武壮隆志)


エッキョーソッキョーソーゾー 2012年 亀岡国分寺


鬼 即興 2006年 芝川ビル(撮影:Koji Nakajima)


マルガサリ版桃太郎 2006年 碧水ホール