日替わりレジデンス ヴォワイヤン1日店長プロジェクト 箕面の森アートウォーク×瀧道本町会 
会場:滝道商店街

ヴォワイヤンは今井祝雄の彫刻作品で、フランス語で「見る 人」を表します。 今回のアートウォークでは、滝道の商店街”瀧道本町会”のお 店とコラボレーションし、各店舗に店長として出張します。ヴォワイヤンの仕事は見ること。しっかりと、お店と道往く人を 見守ります。
 
彫像『ヴォワイヤン』とはフランス語で「見る人」のとおり、“見られる像”でなく、それ自体が何かを“見る像”です。眼鏡をかけたモデルに着衣ごと石膏シートで覆った原型による等身像で、ロダンの「考える人」ならぬ“見る人”として、これまで何かを見ている場所に設置されてきました。 当初から一人歩きを始めたヴォワイヤンにおいては、僕は作者というより後見人といった方がいいでしょうか。
 
今井祝雄 
今井祝雄 Norio Imai

1966 第10回シェル美術賞展1等賞(東京、京都)、空間から環境へ(松屋/東京)
1967 第5回パリ青年ビエンナーレ(パリ市美術館)、第1回草月実験映画祭(草月会館ホール/東京ほか)
1972 3人の心臓音による街頭イベント(御堂筋/大阪)、映像表現ユ72(京都市美術館)
1982 第4回シドニービエンナーレ(オーストラリア)、新大阪駅前に『タイムストーンズ400』制作
1983 現代美術による写真(東京国立近代美術館および京都国立近代美術館)
1985 現代のセルフポートレート(埼玉県立近代美術館)、日本?未来のアヴァンギャルド(ジェノヴァ)
1993 具体 -1965 -1972(芦屋市立美術博物館)、MUSIC展(ジーベック・ホワイエ/神戸)
1994 時間/美術 - 20世紀美術における時間の表現(滋賀県立近代美術館)
2004 結成50周年記念「具体」回顧展(兵庫県立美術館)、写真 =単立と連立(カスヤの森現代美術館/横須賀)
2006 ラディカル・コミュニケーション:日本のビデオアート1968 -1988(ゲティセンター/ロサンジェルス)
2011 個展(LADSギャラリー/大阪、CAS/大阪)、Nul=0. dutch avant-garde in an international context, 1961-1966(スキーダム市立美術館/オランダ)
2012 「具体」ニッポンの前衛 18年の軌跡(国立新美術館/東京)、A Visual Essay on Gutai at 32 East 69 Street(Hauser & Wirth/ニューヨーク)
2013 Gutai:Splendid Playground(グッゲンハイム美術館/ニューヨーク)、
    個展(Axel Vervoordt Gallery/ アントワープ、ギャラリーあしやシューレ/兵庫)、箕面の森アートウォーク2013
2014 個展(ギャラリー・リチャード/ニューヨーク、アートコートギャラリー/大阪)、
    1970年代の日本の写真におけるイメージと物質(マリアン・ボエスキー・ギャラリー/ニューヨーク)
2015 個展(ユミコチバアソシエイツ/東京)、PROPORTIO(フォルチュニー美術館/ベニス)